哲学思想の戦い 〜刃牙〜
「哲学とは?」
冒頭から壮大で気難しい話で恐縮ですが、哲学の思想を唱える人物達も、、
プラトン、
アダムスミス、
ニーチェ etc…
うん、なんか学生時代の授業で習って聞いたことある歴史上の偉人のイメージ。でも、思想の中身までは詳しくよく分からないな〜という方が大半だと思います。
僕自身も分かったようで、分からない学問のイメージだなというのが本音です。
そんな、哲学を分かり易くバトル化している作品があります。
それがぁぁぁ飲茶の「史上最強の哲学入門」だぁぁ
最初からこの様なリングアナウンサーの高いテンションでスタートします。(笑)
あれ?カッチカッチな真面目な哲学入門書じゃないの?(笑)と思って読み始めますが、ぜんぜん違います。最初からこのテンションの高さで土胆を抜かれます。。
表紙から見て分かる通り
「グラップラー刃牙」など格闘技漫画で有名な板垣恵介先生のものです。
なる程、それは納得です。女性の方は馴染みが薄いですが、男子は読んだ事がある方が多いと思います。男性は昔から強い漢に憧れますからね。
「真理とは」「自由とは」「神学とは」「資本主義とは」
そういった普段の生活上では考えない様な事を考えさせられます。
そしてこの様なエッセンスを取り入れると、自分の見ている世界観(人生観)が変わるなと感じます。
本当に哲学は奥が深いです。人間ってつくづく深淵なる生き物だなと感じます。
話の構図が時系列と図で紹介されていて、これにはこの思想が対立するなど順を追ってバトルしていきます。
哲学に苦手意識を持たれている方でも、十分に咀嚼された文章で記載されていますので、抵抗感がある方にもオススメです。
文庫本サイズを購入したのですが、なかなか分厚いです笑
読めるかと心配でしたが杞憂に終わりました。その分読み応えもあり読み始めるとサクサク読めました。
最後に本当におすすめです。是非読んでみて下さい。