ブログ休んでいました・・笑 最近の出来事、版画展覧会の事。
すみません。色々とバタバタしていてブログをサボっていました笑
今までは読んだ本についてだけのブログでしたが、、
今度からは自分が経験した事や体験についてもブログを記載していきたいと思います。
体験のテーマとしての「天野喜孝先生の版画展」に行って来た体験について記載したいと思います。
最初に断言しますが、天野喜孝先生には全く悪気はありません。天野喜孝先生は、ファイナルファンタジーの作画で有名なイラストレーターです。一度見たら忘れられない人々を惹きつける魅力がある作品が多く僕も大好きな方です。
ある日、偶然にTVのCMで天野喜孝先生の作品が無料で見れる展覧会が近くの会場であるという事を知りました。そして早速、展示会に行って見ました。
昔からアートや美術作品の観賞が好きな事もあり、フラッと寄ってみました。
入場口から大きな天野先生の作画ポップで出迎えてくれました。受付で簡単なアンケートを記入したら無料で記念のポストカードを貰いました。ラッキーと思いつつ早速ブースへ進みます!
ファイナルファンタジー(以下、FF)の音楽が会場に鳴り響いています。気持ちも高まり奥に進みます。FFは昔子供の頃にやり込んでいたRPGです。パッケージデザインも手掛けた天野喜孝先生の作品がずらっと並んでいます。
世の中に出回った作品ばかりではなく、FFⅦ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹなど天野先生が描いたナンバリングの作品の展示もありました。
野村哲也先生の作画もとても素敵ですが、天野先生が描いた躍動感ある動きのクラウドなど展示してありどの作品も味がありました。金箔やメタルなど素材を活かした作品など、どれも見惚れてしまう作品ばかりでした。(ご紹介したかったのですが、撮影禁止という事で写真はありません。申し訳ありません。)
綺麗な額縁に多くのデザインの作品が眩しいくらいの照明を浴びて鎮座しています。しかし、作品の下の方に見慣れないものが、、
「ご成約済み」「86万円」など高額な金額が、、
これは、、と一抹の不安に駆られながら作品を観賞していると、近くのスタッフとおぼしきおねーさんが突然話し掛けて来ました。最初は当たり障りの無い作品や天野先生の魅力についてお話をしました。
Q「好きなFFは何ですか?」
Q「好きな作品はどれですか?」
一旦、話が区切り終わって。また一人で観賞していると、また同じおねーさんが話し掛けて来ました。
だんだんと同じおねーさんが話し掛ける頻度が増えていき、、
おもむろに高額な金額について聞いてみると、、版画の限定枚数(シリアルナンバー入り)なので希少性が非常に高いとのこと。
絵の価値は下がらない、むしろ上がる。価値観は人それぞれですよ。(まぁ分かるが、、)
ちなみに20代の女の子も40万円の絵を買っていきました。
(僕の部屋にはこんな大きな絵の飾るスペースが無いと思いつつ、、)
iPadで購入された方がどんな風に作品を飾っているかの写真を見せてきました。
人それぞれで、床に置いたり並べて飾ったり色々な形なんだと関心をしていました。
そしたら「?」
Q「お仕事何されているんですか?」
Q「実家暮らしですか?一人暮らしですか?」
Q「車以外でローンとか組んでいますか?」
僕の懐事情を聞いて核心を付いてきました。
「これはやはり売り込みの営業だ!!」
なんでこんなプライベートのことを答えなきゃならないと思っていると‥‥
Q「ゆっくりとご鑑賞されますか?」
Q「この展示会で一番好きな作品はどれですか?」
中央の展示スペースで座らされて、指定した一番人気の作品を指名すると。
座っている目の前に絵をゆっくりと運んできます。スポットライトを当てると絵の印象が変わりますよと、、ゆっくりと確かにメタルの質感が異なり光の角度で煌く。購買意欲が高まりました。
少し待って下さいとローンの計算を紹介してきました。
電卓を見せられて、月々1万8千円を50回払いくらいで、購入出来ます。そして自分の物になると紹介して来ました。
、、冷静になれと自分に言い聞かせます。
86万円だぞ、、こんな高額の営業を受けたことがなかったので、驚きました。
Q「価値観は人それぞれです。最後に決めるのはお兄さんです。無理強いはしません。」
周りを見渡すと同じ様な感じで営業をかけていました。長身のイケメンのお兄さんが、マダムに話し掛けていました。奥には「ご商談スペース」と銘打った部屋が‥‥
こういう事か、、無料にはやっぱりこういう意味があった!
これは展覧会という名の営業展示会か、、
しっかりと断りその場を去りました。
お土産コーナーの作画集やポストカードは少し欲しかったのですが、気持ちの整理が付かずに、軽く眺めて足早に帰路につきました。
無料というのはやはり何かしらあるんですね。社会勉強になりました。
冒頭も言いましたが断言します。天野先生には全く悪気はありません。僕も大好きな日本を代表するアーティストさんです。
欲しい方はいいと思います。僕はポストカードやポスターで飾って満足出来る方なので、絵まで購入したいとまでは思いませんでした。お財布事情が裕福な方や本当に好きな方はいいと思います。
またこの様な体験した事について記載していきたいと思います。