個人的おすすめ小説 Best5と読み方について(初心者向け映画化作品含む)

最初に個人的初心者向けおすすめ小説5作品ご紹介したいと思います。

またおすすめの読み方やこだわりもありますので最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

 

億男川村元気

 お金の価値観が変わります。佐藤健高橋一生で映画化もされました。主人公が宝くじに当選した所から物語は始まります。そこで出会った数々の登場人物とお金に関するエピソードがいっぱい出てきます。

 1万円札の重さは?(答え:1g=1円玉と一緒)

などお金に関する知識が増えとても勉強になります。

 

 

『何者』朝井リョウ

 こちらも佐藤健二階堂ふみで映画化されました。就活中の男女の物語です。

 小説の方が主人公の内面や細かな心理描写が面白いです。就活生必読です。これを読んでいたら人生変わっていたかもしれません。なんといっても最後のどんでん返しが見ものです。

 

 

『二重生活』小池真理子

 門脇麦菅田将暉で映画化されました。主人公は大学の教授から教わった「文学的哲学的尾行」に感銘を受け実行します。賛否両論ある作品と思いますが、人間の生活を覗き見している感覚になります。どうなってくのか先の展開がすごく気になります。

 

 

そして父になる是枝裕和、佐野晶

 主演・福山雅治で第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞した事で有名になりました。ある対照的な2つの家族が子供の入れ違いにより、環境・心境が変化していきます。その様子を見事に捉えた心動かす作品です。父親とは?奥が深く考えさせられる作品です。

  

 

舟を編む三浦しをん

  主演、松田龍平宮崎あおいで2013年に映画化。アニメ化もされ話題になりました。辞書作りという壮大なプロジェクトが始まります。日本語の奥深さ、辞書作りの裏側やこだわりなど読んでいてためになる事が多く面白いです。

 

 

 著者一人につき1作品としています。どの作品もライトノベルの様な感じで会話メインで話が進むので、小説が苦手な方もお勧めです。

 

 そもそも小説や文字に対して苦手意識を持っている方は、一度映像作品を見てから小説を読むと文字が映像として頭に入ってきやすいですよ。

 また読む媒体は紙で、持ち運びし易い文庫本サイズがおすすめです。(カバンにも入れ易く、重くないので疲れにくいです)電子書籍が流行していますが、紙媒体の方がどこまで読んだか視覚的に分かりやすく、読み返しが出来て進捗具合が分かるのでおすすめです。

 そして文庫本でお気に入りのカバーを装着すると愛着が湧きます。100円均一などで売られているお洒落な壁紙を選び文庫本の大きさに切って取り付けるだけです。これはとてもお勧めです。

 そしてなんといっても紙媒体の最大のメリットはスマホと違って目が疲れにくところです。これは目を酷使する現代社会において最大のメリットです。僕自身もスマホやパソコンで目を使うので紙を触れ読むとホッとします。

 

 

まず映像化された作品を鑑賞する
  ↓ 
小説を読む(習慣化が大切です。寝る前の15分、電車・病院の待合時間など)
  ↓ 
頭に情景(映像)が浮かびやすくなる
  ↓
小説(文字)の苦手意識克服される
  ↓
【最初に戻る】 

 

 

 ご紹介した5つの作品は映像化されたので面白いです。やっぱり映画化された作品は面白いですね。一度映画を鑑賞してから読むとスーッと頭に入りやすくなります。これは本当です!活字に苦手意識のある方試して下さい。

 そして段々と上記の事を繰り返していくと文字に対しての苦手意識が克服出来ると思います。また好きな系統や著者が絞られてくると思います。個人的ですが、時代物は初心者の方には余りおすすめしません。難しい表現や言い回し言葉などがあり取っつきにくいと思います。本当に時代物が好き方なら大丈だと思います。

 

 少しでも参考になったら嬉しいです。また読んで面白かった作品などありましたらUPしたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 

 

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

 

  

何者(新潮文庫)

何者(新潮文庫)

 

  

二重生活 (角川文庫)

二重生活 (角川文庫)

 

 

  

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)